霧島から宮崎市内まで車で約2時間。
遊び疲れてホテルに戻ったらちょっとボーっとしてしまって、 この旅の重要な食事、『おぐら本店にてチキン南蛮を食べる』 というミッションに危うくタイムオ―バ―しかけました・・・8時ラストオーダー なので急いでおぐら本店へGo!! (ホテルから徒歩10分くらいでラッキー☆) ドーンッ!!!!! おぐら本店 チキン南蛮 そもそも、この旅は、IFSのメニューでチキン南蛮をしようと決めたところから 始まりました。 今までちゃんとしたチキン南蛮を食べたことが無かったわたしは これぞチキン南蛮! というものを食べてみたくて、宮崎ご出身の生徒さんに教えていただき ここ、おぐら本店に7月の段階で行く予定だったのです。 7月に食べて、8月にレッスンをする、こういう計画だったのが、あの憎っき台風ヤロー のせいで行けず。。。 結局レッスンのメニューでは実力で!?なんとかして、みなさんには 美味しいと言っていただき、あのレシピはアレで納得しているのですが、 やはり、本場、元祖の味 というものを食べてみたい。 ということで、チキン南蛮を考案したと言われる、ここおぐらさんに至ったのです。 もうね。。。。ここのチキン南蛮、本当に、最高でした。 鶏の胸肉を一枚肉で揚げているのですが、その揚げ方がすごく上手い。 汁がしたたるほどジューシーで柔らかく揚げているあの加減が凄い。 そして、甘酢の味付け絶妙。 タルタルソースの甘さ、濃度、これも絶妙。 タルタルソースに関しては、普段よく食べるタルタルソースとは全くの別物で チキン南蛮の為のソース、という感じ。 ポテっとした濃度、チキンにのせても浸透したり全体にまとわりつかない、 かりっとしたチキンの食感を損わない濃度。 これ、わたしがレシピを作る時も難しかったのがここだったんですよ!(興奮) ほら、ポテっとしているでしょ。 見た目、油っこそうに見えるかもしれませんが、この、おそらく通常のマヨネーズより 油分の割合が多い感じが、この濃度の為には必須なのでは・・・と察します。 もさもさして邪魔なゆで卵とかも入っていない(と、思います) このタルタルソースのバランス、他店と圧倒的に違うのはこれじゃないでしょうか。 まさに、技あり、でした。 でっかい胸肉に真剣に向き合う2人。 kちゃんも夢中で食べています。わたしも夢中。従って2人は無言。 平皿いっぱいに盛られたご飯も、新米で旨し。 大満足&大興奮のチキン南蛮ディナ―でした。 さて、日付は変わって最終日。 Ikue's Breakfast in MIYAZAKI 昨夜のチキン南蛮はすっかりと寝ている間に消化してお腹ぺこぺこ。 宮崎市内に来た時から目をつけていたおにぎり屋さん結び屋に朝イチで 買いに行く。 おにぎりのテイクアウト専門点で、コンビニと同じような値段で、ほかほかのおにぎりを その場で握ってくれるのです。 わたしは豚味噌と南高梅をチョイス。 それにコンビニで買ったお味噌汁と、前日に綾手づくりほんものセンターで出会った 農家のおじいちゃんに貰ったフィジョアというフルーツ。 フィジョア、綾ではあのじいちゃんしか作っていないと誇らしげだったな。 あと、なんかお饅頭的なもの。 このホテル、一応コンドミニアムスタイルって書いてたから楽しみにしていたけれど 食器や調理器具をいちいちフロントに言って貸してもらうシステムでなんか 全然やる気出ず。 この朝ごはんで唯一食器とか使ったな~ さて、この日の夜、帰るのですが、帰りは鹿児島空港からにしていました。 鹿児島でも行きたいお店がたっぷりありました。 高速教習以来、初となる高速道路に挑戦!! と言っても九州自動車道はまるで国道のように空いていて、スーッと2時間で 鹿児島市内へ到着。 路面電車がチンチン走るざわついた町に、宮崎とはまた全然違うな~と思いました。 kちゃんとともにガイドブックに載っていた写真に涎をたらしながら 「絶対にここに行きたいよね☆!!!」 と予約していたお店、華蓮へ。 鹿児島黒豚のせいろ蒸し 鹿児島へ来たら鹿児島黒豚を食べねば。 でも、とんかつはヘビー、ならばしゃぶしゃぶ?、いや、せいろ蒸しの方が オシャレやん! ・・・っと言ったかどうかは置いといて、 嗚呼、せいろ蒸し、女子っぽいわ~ 肩ロースと三枚肉。 美しくスライスされて登場です。 下の段は野菜。 全て鹿児島産で、それぞれどこの町産か書いてあります。 うん、女子っぽい。 蒸しあがるまで約10分、期待満タンで待ちます。 食べる。シンプルで旨し。 野菜が、火の通りにくいものはあらかじめ少し下茹でしてあったり 火が通りやすいお肉から先に食べさせてくれたり、と、行き届いたサービスで 気持ちよくお食事できました。 そしてこちらでも新米ヒノヒカリ。みそ汁も麦味噌使用で甘くて美味しい。 実はここ華蓮は、JAが経営するお店なのです。 だから肉も野菜もお米も素材抜群です。 店内のしつらえも豪華絢爛。 まわりを見ると熟年のご夫婦(上品)や、ランチ接待っぽいスーツ姿の男性グループ。 わたしたちは大学生のようなカジュアルな装いではしゃいでいたのでした。 華蓮のあるビルの1階には、JAの直売所があり、野菜や特産品が並んでいます。 ここのラインナップが品数はそんなに多くないですがすごく良くて、 出会えたら買いたいと思っていた喜界島の黒糖や、屋久杉で造られた 民芸スプーンなど、パッと買えて気軽で良かったです。 市内を路面電車に乗ってウロウロします。 以前からホームページを拝見していて、鹿児島に行くことがあったら是非 と思っていたFUKU+RE(フクレ)さんへ。 ここは、鹿児島の伝統家庭菓子 『ふくれ』 を、おしゃれにアレンジしてフレイバーも それはそれはおもしろいものを作っているお店です。 ネットでの販売が中心だったみたいですが、去年くらいにカフェをオープン。 レトロフトというビル内にあります。 おしゃれ。 2種類のFUKUREと焼き菓子とクッキーが盛られたこのプレートがお得。 サービスの子が全然説明してくれないので(笑)何を食べているのかあんまり 分からなかったのが残念ですが、美味しかったです。 FUKUREはしっとりとした蒸し菓子で、かるかんをもっとあっさりさせたような 生地です。 FUKU+REさんでは、島バナナ&黒糖・カルダモン や、安納芋&キャラメル など 現代的且つ地元の食材をうまく使った味の組み合わせで、見た目にもかわいく とても魅力的なビジュアルに仕上げていました。 もう少し接客が良ければ。。。とそこだけが残念ですが。(しつこい) それからそれから、天文館周辺をウロウロしたり、クロワッサンの店鹿児島店で キッチングッズを物色したり、楽しみにしていたブティック・コーヒー・ヴォアラで 焙煎したてのコーヒー豆を買ったり・・・ 嗚呼、ヴォアラ、イイ店だったな・・・ さて。帰らねば。 美しい夕方の桜島を間近に感じながら、海岸線をブイ~ンと北上し、鹿児島空港へ。 無事に車を返却し、手がちぎれそうなほどの荷物を抱えて空港内レストランで 鹿児島ラーメン&白クマを。 モヒカンみたいな白クマに心和む。 ごちそうさま。さようなら。 人生初、タラップから小型の飛行機に乗り込んで家路へ。 CAのお姉さんに手荷物のデッカさを指摘されつつ、楽しかった旅の日々は 幕をとじるのでした。 満足。大満足。 kちゃん、ありがとう。楽しかったね。 あの時、「一緒に行こうー」 と言ってくれてありがとう。 長らく読んでいただいたみなさま、ありがとうございます。お疲れさまです。 胸ヤケされていないかだけが、心配です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この本がかなり役に立ちました。 たかぎなおこさんにも感謝。 旅好き・グルメ好きな方は是非、ご一読を。
by ikuesfoodstudio
| 2011-11-19 00:15
| ●旅
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Comments(2)
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こずえ
at 2011-11-25 15:14
x
今更のコメントですが・・・
おぐらもう一度食べたいー。 この前も言ってたけどもう一回言ってみた☆
0
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ikuesfoodstudio at 2011-11-26 23:42
●こずえちゃーん
ね、また食べたいね。でもこの辺には絶対にナイね、あの味は。。。 宮崎また行かなきゃね。 あと、メールありがとうね。 まだSAVVY見てないんだけど、すごいね☆ 休みが同じなのでなかなか行けないけれど、是非、こずえちゃんも 連れて行きたいスッテキーなお店なのっ!!
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