メゾン ロミ・ユニ
お菓子研究家いがらしろみさんの新しいお店。 1階がジャムやクッキーなどの焼き菓子を販売するスペース、2階は教室になっています。 ろみさんのあの独特の雰囲気が好きで、本もよく読ませてもらってますし、東京駅地下に 以前にオープンされたカップケーキのお店にも胸をときめかせていたわたしです。 カップケーキのデザインがとってもキュートなんです!こちら こちら、メゾン ロミ・ユニもとってもかわいいお店で、ナチュラルで素敵。 この日、ドアを開けるとなんとろみさんがいらっしゃってびっくり! (写真に手だけ写っておられます!) 緊張して話しかけることなんてできませんでしたが、良い人なオーラを放たれていました。 たくさんあるジャムをどれにしようか・・・・と考えるのが楽しかったし、(ジャムって買うときになんであんなに満たされた気持ちになるんだろ) 大きなガラス瓶にたくさん詰まった素朴なクッキーを 「これください」 って言うのも嬉しい。 大きさをリクエストして切ってもらうパウンドケーキも買いました。グレープフルーツのケーキ。 そしてそれらを包んでくれる袋も乙女心をくすぐります。 圧倒的な個性の強さ。 自分のやりたいことをかたちにする才能とセンスをグッと感じる、ろみさんのお店でした。 メゾン ロミ・ユニのHPはこちら 新宿伊勢丹 ここは東京に行ったら必ず行きます。 ここに行けばある程度の興味の欲望は満たされます。笑 今回の一番の目的はセバスチャン・ブイエ ここのマカロンは絶対に食べたいと思っていました。 わたしはマカロンが大好きで、ラデュレのマカロンが最高だと思っているのですが、 セバスチャン・ブイエが凄いのだ☆という噂を聞いたのです。 伊勢丹にある店舗は想像以上に派手でびっくり。 ドぎついカラフルなショーケースの前を 「ここは絶対に違うよね~」 と 通り過ぎてしまうほど イメージと違った! 購入したのはこちらの4個。 アプリコット、グレナデン(ザクロ)、ピスタチオ、キャラメルパッション・・・・・ 夜にAちゃんと試食。(夜に食べるなって!) ・・・・・・旨い! フルーツの香りが口の中にほとばしりますっ!とくにキャラメルパッション! わたしの思う 『美味しくないマカロン』 は、形はつるんと綺麗だけどカリカリし過ぎているもの、 サンドしているクリームが固いもの、フレイバーが名ばかりで全然その味がしなくてただ甘いもの。。。 なのですが、(実際そういうマカロンって多い) セバスチャン・ブイエ、皮がしっとり(噛むと水分が出てくる感じ)、クリームも柔らかくフレッシュ感があり、 フレイバーの香りがとてもしっかり(ザクロとか難しいと思うのですがしっかり味がした)。 「マカロンってなにが魅力か分からないよぉ」 と言っていた友人に食べさせたい! 他のフレイバーも是非食べてみたくなりました。 この他、アンリ・ルルーのキャラメルや、ジャンポール・エヴァンのショコラ、 ピエール・エルメやサダハル・アオキなどを見て回り、クリスティーヌ・フェルべールさんのジャムが ¥1000で売られていたのに驚き(もちろん購入!)、伊勢丹を満喫したのでした。 お店ではないですが・・・Aちゃんが作ってくれた晩御飯! 「こんなに食べてばっかりしてたらあかんわ」 と、Aちゃんがサーッと作ってくれたヘルシー晩御飯。 ヘルシーですよぉ~~全部野菜です! ●黒ゴマ白ゴマを使ったインゲンのゴマ和え ●トマトときゅうりのもずく酢 ●茄子とオクラの味噌汁 ●土鍋で炊いてくれた十穀米 これを、わたしがAちゃん家の本棚の料理本をボケ~ッと見ている間に作ってくれたのです。 おいしかったなぁ~。 ごはんにかけるふりかけもおいしかったなぁ~。 「これでリセットされたね」 と、わたし。 さあ、明日ももりもり食べるゾ!とAちゃん家の快適ベットで眠りについたのでした。 ラ・ベットラ・ダ・オチアイ さて、東京最後の食事はここ! 憧れのイタリアン、落合シェフのお店です! 言わずと知れた名店なのでご存じの方も多いと思いますが、ここ、予約が取れません! 人気過ぎてディナータイムは数か月前から予約でいっぱい。 しかし!ランチタイムは電話予約ではなく、当日、朝10時から店頭にて予約を受け付ける システムなのです。 ということは、早く行きさえすれば席を抑えられるのです! すでに何回か行っているAちゃんはコツを知っていて、本店ではなく、本店から徒歩数十秒のところ にある姉妹店『ラ・ベットラ・ビス』 (味とシステムは本店と同じ)に行くことに。 10時ちょうどに到着して無事に席を確保。 ↑の写真は本店で、10時ですでにこの行列・・・・凄いです。 席を確保したら時間までフリーに動けるので、銀座でお買い物。 さて、わたしがこのお店に行きたかったわけは、ウニのクリームパスタを食べたかったから。 教室の生徒さんから 「今度ウニのパスタ教えて欲しいです!」 とリクエストをいただき、その時 頭に浮かんだのが落合シェフのウニのクリームパスタでした。 落合シェフの著書で見たのと、良い噂を聞いていたので、是非、正解の味を味わって みたかったのです。 コレです。 必要なもの以外何も入っていません。 ウニとクリームの味。 無言で4口くらいで食べました。 なんて美味しいのだろう。 材料の調達の都合上、教室でのレッスンが実現するかどうかは分かりませんし、できたとしても こんなにおいしくできるかは謎ですが、自分の味の引き出しを増やせたことは確かです。 ウニのパスタを作るときは、これを目指して基準にして味を探せばいい・・・そういう味を知ることは 料理を作るうえで大切です。 パスタの他、前菜・メインを選べて、フォカッチャもついて¥2940です。 東京、銀座でこのコストパフォーマンスは驚異的ですね。 前菜・吉田牧場のモッツァレラチーズを使ったカプレーゼ メイン・金目鯛のポワレ サフランのソース 海老とホタテ添え どこのお店にもあるメニューを全部100点の味で出している、ラ・ベットラ・ダ・オチアイは そういうお店です。 奇抜な素材の組み合わせや、盛りつけの華やかさで魅せる、とうことは一切せず、 直球勝負。 何度でも行って、いろんなパスタの味を知りたくなりました。 ラ・ベットラ・ダ・オチアイのHPはこちら 長々とお送りしてきましたぐるり東京めぐりはこれでおしまいです。 ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。 ご紹介した以外にもたくさんめぐりましたが、どれも本当に勉強になりました。 東京で人気を得続ける・・・それだけで凄いことです。 味が美味しい、雰囲気が良い、発想が奇抜で個性的etc・・・それぞれに人気の理由があり、 人の心を掴むセンスと努力があります。 それに少しでも触れたくて、知りたくて、刺激されたくて、今回の旅を計画しました。 上手く日程を組み、アドバイスをくれ、美味しいご飯を作ってくれ、ずっと一緒に東京を巡ってくれた Aちゃん、 仕事が忙しい中、時間を作って合流し夜中まで話し込んで楽しい時間を過ごしてくれたTサン、 2人とも本当にありがとう。 自分では思いつかなかった経験ができたよ。 久しぶりに会えてたくさん話せたことが何よりとてもうれしかった。 これからの仕事の中で、この東京で出会ったモノがいつか何かのかたちでアイデアとなって 活かされるハズ。 経験は引出し。
by ikuesfoodstudio
| 2009-07-12 22:55
| ●旅
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Comments(2)
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by
まこん
at 2009-07-13 10:34
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凄く充実の素敵な東京の旅ですね★★
何度か東京には行き、向こうの友達にイロイロ名所には連れてってもらいましたが、食をテーマに…ってのも魅力的 是非とも私も次の東京は何軒かは行きたいな
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Commented
by
ikuesfoodstudio at 2009-07-14 00:46
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